キャリアビジョン Career Vision

CAREER VISION / キャリアビジョンについての対談

設計課

2011年入社
T先輩
2018年入社
Aさん

2011年入社
T先輩
2018年入社
Aさん

設計課の雰囲気を教えてください。


Aさん:困ったことや分からないことがあればすぐに質問や相談ができる雰囲気があり、先輩たちは、自分の仕事の手を止めて教えてくれるのでとても助かっています。


T先輩:同じ課内だけではなく、他部署も含め、質問を投げかければ必ず誰かが答えてくれる、そういう社風です。部署間の垣根も低く、専門分野以外のことも教えてもらえるのでとても心強いです。他部署の社員とは話をするだけでも知識が広がります。

設計課でのOJTについて教えてください。


T先輩:Aさんは文系出身で、工業系の学校を卒業した社員とは違い、材料ひとつとっても初めて見聞きするものばかりということもあり、仕事を通してそういったこともレクチャーし覚えてもらっています。


Aさん:入社したばかりの頃と比べると「こういった場合は、こうすると良い」ということが少しずつ判断できるようになってきました。自身の成長を感じられて仕事がますます楽しくなっています。


入社2、3年目のキャリアパスについて、先輩であるTさんから、後輩のAさんにアドバイスをお願いします。


T先輩:現在のAさんの仕事は、先輩社員が描いた組立図から部品の形状を抽出して部品図を作るという仕事がメインですが、少しずつ、自分自身でも組立図の設計ができるようになることを目指してもらいたいです。

また、部品については、オリジナルの部品の設計が必要なのか、または、適した汎用品があるのかを考えたり、選定したり、といったことも覚えていってほしいです。


Aさんご自身はどんなことを目標としていますか?


Aさん:まだまだ、ひとつひとつ学びながらではありますが、「設計の技術を磨いていく」ということを目標としています。


T先輩:セイキでつくるFA設備はオーダーメイドの一品もので、一発勝負の様なところもあるので、細心の注意を払っていてもミスが発生することがあります。ミスが起きてしまったときは気持ちを切り替えて、そのミスを繰り返さないように、常に念頭に置いて仕事をしていってもらえれば技術の向上に繋がると思います。


Aさん:頑張ります!


求人応募をご検討中の方へのメッセージをお願いします。


Aさん:世界にたった一台しかないものを造ることは、最高のものづくりだと思います。ものづくりに興味がある方、そして、完全オリジナルということに興味をお持ち頂いた方、ぜひ入社を検討してみてください。


T先輩:私は自動車部品メーカー向けFA設備の設計を担当することが多いのですが、毎日目にして、手にして使っているもの、例えば、車やパソコンの中に組み込まれている部品がどんなふうに造られているかを身近に感じられる仕事なので、非常に面白いですよ。

組立課

2016年入社
Mさん
2006年入社
T先輩

2016年入社
Mさん
2006年入社
T先輩

組立課の雰囲気を教えてください。


T先輩:とても風通しが良いと感じています。特に、若手の社員が組立作業をしているのを見て、難しそうな、悩んでいそうな顔をしていれば、自分の仕事の手を止めてその場で教えてあげるというのはよく目にする光景です。年齢の差があっても、先輩、後輩がお互いに声をかけやすい環境ですね。

Mさん:自分の意見を言いやすい雰囲気なので、臆せずに考えたことは周囲に伝えて自分なりの考えも取り入れながら仕事ができます。

また、難しいことや、分からないことがあるときは前もって先輩社員が教えてくれたり、こまめに確認をしてくれたりするので、ちょっとしたことでも質問をしやすく助かります。

私も入社4年目になったので、後輩に教える立場にもなってきたのですが、教わるのと教えるのでは全く違いますね。なかなかうまく思いを伝えられず歯痒いこともあります。


組立課での仕事の楽しさや、やりがいはどのような時に感じられますか?


T先輩:設計図面を見ながら、最初はバラバラだった精密な部品が組み上がっていく時ですね。設計通りに組む楽しさもあれば、もっとこうしたら組みやすくなる、という発見にも楽しさがあります。
また、設備を引き渡した時に、お取引先様に喜んで頂いた時にはいつもやりがいを感じます。苦しい時もたくさんありますが、自分たちの仕事でお取引先様に喜んで頂けることが何より嬉しく、次からも頑張れます。


Mさん:一から部品を組み立てて、それをひとつのFA設備として流動できるようにすることにやりがいを感じます。また、いつも同じ設備を造っているわけではなく、いろんな種類の設備を手掛けるチャンスがあります。まだ経験は浅いですが、出来なかったことが出来るようになっていく自分に喜びを感じます。


T先輩は入社16年目ということで、組立課でのキャリアが長いですが、現在は、課全体の管理や後輩育成のお仕事が多いのでしょうか?


T先輩:若手社員の育成にはもちろん力をいれていますが、セイキでは、課長クラスの社員も現役バリバリの組立屋であり、誰よりもよく動いているんですよ。管理的な仕事ばかりになるのではなく、ずっと腕を磨き続けることができる、技術屋にとってはとても嬉しい環境です。
また、ここはこうだという押し付けのような指導も無く、いいと思った提案もどんどん取り入れて試すことを惜しまない体制も技術向上に役立たせようと思います。


入社4年目のキャリアパスについて、先輩であるTさんから、後輩のMさんにアドバイスをお願いします。


T先輩:ひとつひとつのユニットを組むだけでなく、最終的にそれが動くFA設備に仕上げること、これを「最終調整」と呼んでいますが、M君はまだFA設備の最終調整は未経験なので、調整を担当して、より大きなやりがいを感じてほしいと思っています。


Mさん:はい!自身としても、調整ができるようになり、一台のFA設備を担当できるようになることを目標としています。


T先輩:会社の品質を左右する大切な仕事です。オーダーメイドの設備を形の無い状態から組み上げていき、検査合格ののち、お取引先様に納入・設置、現地立ち上げ後、立ち会いまでが組立の仕事です。お取引先様と接する最前線でもあり、仕事を通じてお取引先様との信頼関係を感じた時は、格別なやりがいを感じてもらえると思います。


今後の部署での目標を教えてください。


T先輩:先ほどのM君のキャリアパス部分と重複しますが、若手の育成に力を入れて、メイン担当者とよばれるFA設備の最終調整まで任せられる人材を増やしていきたいと思っています。
また、作業の効率化に務めて、組立工数、調整工数を減らしつつも、設備の品質を向上できるようにしていきたいです。


求人応募をご検討中の方へのメッセージをお願いします。


T先輩:自動車関係の部品を造るFA設備を担当しているのですが、街で車を見かけては「あのFA設備で造られた部品が組み込まれている!」と思うと、仕事に対するモチベーションがあがります。私は車好きなので特にそういった満足感がありますね。


Mさん:平面的な図面から部品を組み上げていってどんどん形になり、そしてそれが動くように成長していくのはとても楽しいです。まるで自分たちで何かを育てているように感じます。ものを造るのが好きな人、組み上げるのが好きな人にはとても適した仕事だと思います。

部品課

2019年入社
Nさん
2006年入社
H先輩

2019年入社
Nさん
2006年入社
H先輩

部品課の雰囲気を教えてください。


H先輩:始業時、終業時の挨拶もしっかり行われており、日頃からよくコミュニケーションが取られていて活気があります。


Nさん:入社してまだ3ヶ月ですが、先輩社員の皆さんが優しく教えてくれるのでとても働きやすいです。

部品課でのOJTについて教えてください。


H先輩:部品課は、アルミや鉄などの原材料を削り出して、装置の部品ひとつひとつを造る仕事を担っています。
Nさんは、現在OJT担当の指導のもと、部品加工の仕事の基本を覚えてもらっているところです。


Nさん:私は、現在マシニングセンタという機械で部品を造る仕事を学んでいるところです。設計課がつくった部品図を見て数値をひろっていき、それを元にマシニングセンタに加工用のプログラミングをして、実際に部品を造り出す、という一連の流れを教えて頂いています。


H先輩:新入社員には、まず簡単な加工からは始めてもらい、徐々に加工内容の難易度を上げていきます。新しいことにチャレンジしてもらうときは、無事に加工を終えるまで担当者が指導を行います。


部署での仕事の楽しさや、やりがいはどのような時に感じますか?


Nさん:まだ、簡単なことしか習っていないはずなのですが、自分にとってはとても難しいです!実際にFA設備の一部として使われる部品なので、絶対に失敗したくない、納期に遅れてはいけないという緊張感もあります。
その反面、自分でうまく加工できたときはとても充実感があります。


H先輩:私も同じ気持ちですね。特に、難易度の高い加工をやり遂げたときはやりがいを感じます。


今後の部署での目標やその中で、ご自身がどのようにキャリアを磨いていきたいかを教えてください。


H先輩:部品の加工を担当して10年以上経ちますが、まだまだ知識や経験が足りないと感じることが多々あります。もっと知識を得て、新しいことにもチャレンジしていきたいです。


Nさん:先輩たちと同じレベルの加工をできるようになるのが目標です。


Nさんの目標の実現に向けて、先輩であるHさんからアドバイスをお願いします。


H先輩:加工のスキルは、経験と共に徐々に上がっていくと思います。その中で、常に気にかけてもらいたいのは、品質面。部品の精度はもちろんのこと、加工した部品にキズ、打痕、サビがついていないか、細かな部分にも気を配って造ったか、そういったちょっとしたことの積み重ねで品質は決まると思っています。

セイキで造るものは、完全オーダーメイドの一品物なので、毎回造るものが異なるという難しさがありますが、都度、OJT担当者や周囲の先輩社員から積極的に声かけをし、成長をサポートしていきたいです。


求人応募をご検討中の方へのメッセージをお願いします。


Nさん:セイキには、ものづくりに打ち込める環境が整っています。ぜひ一緒に働きましょう!


H先輩:ものづくりに少しでも興味のある方、私たちと一緒に挑戦しませんか?そして、明るく活気のある会社を一緒に造り上げましょう。